一般廃棄物最終処分場

尾瀬クリーンセンター 一般廃棄物最終処分場

所在地 群馬県沼田市利根町根利1536-3番地
設計・管理 株式会社 日本環境工学設計事務所
施 工 株式会社 荏原製作所北関東支店
着 工 平成10年12月26日
竣 工 平成12年3月24日
敷地面積
総面積
 29,000㎡
埋立面積
 4,000㎡
管理棟面積
 492㎡
施設規模
埋立対象物:
焼却残渣・不燃残渣
埋立処分地施設:
埋立面積 4,000㎡
計画埋立容量:
21,000㎥
浸出水処理施設:
処理能力 15㎥/日
調整槽容量:
250㎥
埋立方法:
セル&サンドイッチ方式
埋立期間
平成12年〜平成40年:
28年間

施設の特徴|浸出水処理設備

流入・調整設備

●流入・調整設備

埋立地から発生した浸出水を、集水ピットから調整槽に送水します。調整槽で浸出水を一時貯留し、空気撹拌して水質の安定化をはかり、定量的に生物処理施設に送ります。

生物処理設備

●生物処理設備

微生物(硝化菌、脱窒素菌)の働きにより、浸出水中のBOD、COD、窒素を分解、除去します。

凝集沈殿処理設備

●凝集沈殿処理設備

生物処理水に無機凝集剤(塩化第二鉄)、凝集助剤(ポリマー)、PH調整剤(苛性ソーダ、硫酸)を注入し、主にCOD、SS分を除去します。また、沈殿した汚泥は、汚泥処理設備へ送ります。

高度処理設備

●高度処理設備

凝集沈殿処理施設で除去されにくい微細なSS分を砂ろ過装置で除去し、COD及び色度成分を活性炭吸着設備にて吸着除去します。

中央制御室

●消毒・放流設備

高度処理水に含まれる大腸菌等を、次亜塩素酸ソーダにより滅菌し、放流ポンプにて放流します。

汚泥処理設備

●汚泥処理設備

凝集沈殿処理施設で発生した汚泥は、汚泥濃縮貯留槽に貯留されます。その後、汚泥は汚泥脱水機により、水分85%の脱水ケーキとなり、ケーキホッパーに一旦貯留後、搬出されます。

薬品注入設備

●薬品注入設備

浸出水処理設備全体で使用する薬品を貯留及び溶解する設備と、それを注入するポンプで構成されています。

モニタリング設備

●モニタリング設備

場内モニタリング槽にて、地下水を汲み上げ、常時PH、電気伝導度を監視しています。

操作盤室

●操作盤室

各種処理設備の運動を行う動力盤や監視制御を行うための監視制御盤などにより、施設全体の安全な集中管理が行えます。

施設の特徴|埋立処分場施設

埋立処分場施設平面図

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